半年ほど前から準備していたので、こういう時期ですが、編に萎縮しても手詰まりになるだけだろ、と言う判断で結構。三泊四日の旅でした。
天候にはおおむね恵まれて、風は冷たいものの日差しは温かい南紀でした。山の上の方では吹雪いたりもしたわけですけどね。
目的は
そもそも橙乃は重度の引きこもりであり、外気に触れるとパニックを引き起こすほどの廃人なのです。この体質は幼少期に「腕白に育てよう」という親の教育方針で、軍事教練すれすれのサバイバル実習に突っ込まれたことが深いトラウマを残しているんだと思ってます。おいらは、あの日、御巣鷹山にさえ居たわけでした。じゃなければ、前の職場で中国に飛ばされてたせいかも。
そんな引きこもり体質なので、たかが三泊四日に出かけるために出さえ、半年前に企画を立てなければ動けないわけでして、今回の旅行になったのです。
熊野三社は全て巡ってきました。東北関東大震災からの復興も、祈って参りました。
熊野本宮は1889年の大洪水で流されるまでは、熊野川の中州にあったそうです。今はすぐ近くに移築/立て替えられています。
1889年は、そんなに昔のことではありません。
吹く風が億千の木の葉をさやさやと通り抜けながらやってくるような、深い深い山と森の奥でも、やはり災害による破壊はおこります。日本のどこででも、起こりえます。
しかしそこに人が居れば、また復活はあるのだと、巨大な鳥居を見上げながら思いました。
取材もしてきました。
三段壁洞窟とか。洞窟を見かけた瞬間「ゴブリンはどこだー! ガイギャックス師ーっ!」と駆けだして突撃。写真100枚とか撮影して「洞窟たんペロペロ。洞窟たんかわいいよぉ」とか言ってた変態はおいらです。和歌山の人ごめんなさい。でも、地下水で濡れてぬめぬめと輝く岩壁のテクスチャなんてなかなか貴重なんですよ。
このテクスチャで自家製ダンジョンタイルを作るんですよ。
もちろんそれ以外も沢山見てきました。
見る以上のものもありました。出不精な自分ですが、一生の間にあと二回くらいは旅行にいきたいモノです。
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